今年(2020年)は大変でした。みなさま、ご支援ありがとうございます。良いお歳をお迎えください。
もうすぐ、2020年も暮れようとしています。
みなさま、お身体、大丈夫でしょうか。
今年は、なかなか、大変な年でした。みなさまにとっても、同様だったことでしょう。
いうまでもなく、新型コロナウィルスのパンデミックに振り回された年でした。
われわれの患者会も、紆余曲折のあった年でした。最初は、どのようなウィルスか良く解らず、どのように対処すれば良いか分からず、患者会の「場」を一時閉めざるを得ないときもありました。
しかし、われわれ病者が、地域で生活していくうえで、患者会のなかまの「場」を開け続けるというのは、絶対的死活問題であり、徐々に、患者会の活動を通常へと、戻していくことを試みました。
今年の五月の連休明けぐらいからは、なんとか、なかまみんなの協力で、週二回の食事会も復活し、病者の地域生活の拠点である患者会の活動も復活して参りました。
しかし、未だに、なにが正解かは分からない状況のなかで、手探りで試行錯誤しながら、続けています。
パンデミックによって、恐怖から、来ることができなくなったなかまもいます。
しかし、嬉しいことに、この状況のなかでも、新しいなかまが増えました。
原則としては、できるだけの予防策を取りながら、最大限に患者会の諸活動(食事会・レク・ミーティング・・・)を実行していくよう努力する、ことを、なかまみんなで話し合い、確認してきました。
そのように、古いなかまも新しいなかまも、共通認識をもって、できるだけのことをみんなで助け合って、この場を維持していくことを、みんなで確認してきた一年だったように想います。
そのような意味でもなかなか大変な一年でした。
来年も、苦難の一年になりそうです。
また、このようななかでも、われわれの患者会・前進友の会と地元京都の府立洛南病院との間で、「医療観察法病棟」新設阻止団体交渉が継続中です。
そして、この年末に向けて、患者会の総会も例年通り行い、少し前には、毎年恒例の「クリスマス餅つき会」レクも行うことができました。
このように、なんとか年末を迎えることができたのも、ひとえに、みなさまのご支援のおかげです。
本当に感謝します。
どうか、来年もよろしくお願いいたします。
どうか、みなさまが、よいお歳をお迎えできることを祈っています。
(皿澤 剛)